ボリビア最バカプロレス おばちゃんvsマスクマン
危険な街、ラ・パスなんて、さっさと通り抜けてしまいたかったのですが、もりぞおさん的に滞在しなくてはならない理由がありました。
ボリビアの、個人的にはメインイベント。バカプロレスです。
どっかの街で話した人に、
「ラパスのプロレスはヤバイ。民族衣装着たおばちゃんが、ケンカしてる。」
と言われて以来、気になって仕方がなかったのです。
と、いうわけで、毎週日曜日、市場の側でやっているプロレス会場に行ってみました。
ものすごくわかりにくいところにある会場。
しかも、ややこしいことに、すぐ側では野外コンサートまでやっており、道に迷いまくり、20分くらい遅れて会場到着したのですが、そこには長蛇の列が・・・。ええ・・そんなに人気があるものなの・・・。
会場に入ると、
リングサイド一列目は80ボリビアーノ(1000円くらい)のツアーに参加した人の席。
外人料金50ボリビアーノ(600円くらい)を払った人は、椅子をもらって好きなところに置いて見れます。
で、後方のひな壇が、ボリビア人席。なにげに、ほぼ満員。
45分遅れで試合が始まると、まずは、Mr.ラパスとかいうじじいが、チャンピオンベルトを巻いて出てきました。
じじい。動きが鈍い。
一応、プロレスのムーブをやっているのですが、いかんせんスローモーションなので迫力も糞もありません。
ちょっとこれはやってしまったか・・・。
その後、「ミュータントタートルvsガイコツ」
「コマンドーvsマスクマン」
「火を噴く人」
など、バカなレスラーが続々と出てきます。
場外乱闘で、客席になだれ込むというお約束も忘れません。
基本的に、レフリーが悪で、悪役有利に裁くのですが、その度に客席からバナナの皮やらペットボトルがバンバン投げ込まれます。
外人客にも、「投げてください」と言わんばかりにポップコーンが渡されるので、やはりバンバン投げ込みます。
そして、会場内にはなぜか犬がうろうろしており、
投げ込まれた食料を拾って食っています。
なんなんだ、ここは・・・。
そして、あたりが暗くなり始めた頃に、メインイベント。
民族衣装を着たおばちゃん、登場!
おばちゃんvsおばちゃんの戦いが始まると思いきや・・・
悪のマスクマンが乱入!
おばちゃん×2 vs マスクマン×2の戦いが始まりました。
エキサイトする観客!
勢いを増して投げ込まれる食品!
腹一杯になった犬!
そんななか、おばちゃんたちは、予想以上に良い動きで、トップロープから飛ぶわ、場外へプランチャーするわ、大ハッスル!
最期は、ダブルおばちゃんプレスで、悪のコンビをまとめて圧殺!
スゴイバカだ・・・。
スペイン語圏内で、プロレスは、ルチャリブレ(自由への戦い)と呼ばれています。
間違ったルールの象徴である、悪徳レフリーが横暴をはたらくリングに、ガンガンモノを投げ込み、
社会的弱者の象徴である、民族衣装をきたおばちゃんが、悪のマスクマンをぶっ飛ばす様に溜飲を下す。
戦後、力道山が外人レスラーをぶっ飛ばしていたのも、こんな風に見られていたのでしょうか。。
ちなみに、ラパスの市場では、うろうろしている観光客をこの民族衣装をきたおばちゃんが取り囲み、カメラなどを強奪する、「おばちゃん強盗」が発生しているらしいので、油断できません・・・。



